防汚塗料シリーズ

弊社独自の防汚対策ふくめ、ご紹介いたします。

すべての汚れをはじいてくれるスーパー塗料はありません。
汚れを回避するためには、下記3つを誤ることなく、適切になすことが必要です。


日野市T様 塗装完了後
・ 塗料の選択
 汚れにくい塗料の選択。

・ 下処理
 現状の藻やカビの清掃。

・ 水切りの工夫
 雨が壁を伝わらないようにする工夫。

関連したアンケートも頂戴しました。ありがとうございます。

汚れやすいお家かをチェック

小平市T邸 北側が目立つお家
まず、ご自宅が、汚れやすいお家かをチェックします。

・ 建物北側が目立つお家
・ 軒の出が小さいお家
・ 植物が多い立地
・ 畑が近いお家
・ 外壁がリシン模様のお家

※ リシン模様:砂粒を吹き付けたような模様。

上記にあてはまる方は、汚れ対策を意識した外装リフォームが必要です。プロとしてアドバイスできますので、気になる方はお写真を送ってください。

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洗浄段階で工夫できること

バイオ洗浄
屋根のカビが著しい場合には、SKクリーナースーパーという薬品を水に希釈して噴霧します。
カビ除去剤
洗浄後に多くのカビが残るような場合には、カビ除去剤#50等を塗布したうえで、塗装作業に入ります。

塗料の力でできること

強力防カビタイプ
日本ペイントの塗料の場合、多くの商品で防カビのグレードを調整できます。北面が目立つお家は、利用したい商品の「防カビ強化タイプ」とします。また、光沢有の塗料の方が汚れにくいです。
ホクサイドZPT48%
通常は工場で防カビ材を添加してもらいますが、現場で添加できる防カビ剤もあります。ケースバイケースで、検討します。
武蔵野市Y様 フッ素にて塗装のお宅
塗装から4年が経過したお宅。日本ペイントのパワーオーデフレッシュ、スーパーオーデフレッシュ、ファイン4Fセラミックなど、防カビ機能が高いものでの施工で汚れにくくなります。
また、塗装が完成した後に、クリスタコート(日本ペイント)やジョリパット・クリーンウォッシュ(アイカ)などの透明な汚れ防止トップコートを塗装することで、汚れやすい模様の壁面等であっても、比較的長期にわたり美装が保てます。

色合いの工夫で軽減される汚れ

そのほか、色合いについても吟味されると、よろしいかと思います。下写真は、玄関上の庇にあたる帯のような壁部分が、黒く汚れてきてしまうという症状のお客様宅の施工例。問題の箇所は、黒系統の色合いにて塗装させていただきました。
before
DSCF4004
西東京市のお客様。太い帯部分が、カビで黒ずんできたことが目立ちやすいという問題がありました。
horizontal
after
DSCF4010
色合いを濃くしたことで、汚れの問題は解消されました。

水切り対策で予防できる汚れ

コンクリート笠木からの汚れの対策
写真は、ベランダ笠木から汚れが出ていたお宅です。コンクリート笠木は上図のように窪みがあるべきですが、そうなっておりませんでした。下のように、汚れが壁を伝いやすい形になっていたため、弊社にて水切りを設置をすることにしました。
アルミテープ処置
下がりの部分をつくれば、水は壁を伝わなくなります。防水用のテープにて、水切りをつくることとしました。
水切り設置完了
見栄えを整えるために、最終的には壁と共色にて塗装をしました。簡易的な水切りの完成です。
水切り後、4年経過後の写真
施工から4年経過後のお写真です。ベランダあちらこちらに散見された雨だれ汚れは皆無でした。
ボーダーのタイルからの雨だれ
1階と2階との境目として、タイルがボーダーで貼られているお宅。こちらのお宅も、水切りを設置する対策をいたしました。
ベランダ外壁スリット部の汚れ
ベランダのスリット(空気穴)からの汚れ。こちらも、水切り設置の対策をとりました。
伝い水防止水切り設置後
その他、窓の両サイドからの雨だれ汚染のための、部材取付けも行っております。こちらは、どれだけの効果があるのか、現在検証中です。
大田区K邸塗装完了後
以上のように、洗浄の段階で、塗料・色合いの選択の段階で、また水切り対策のご提案によって、当社は汚れに強い外装リフォームをご提案いたします。

ぜひ、ご相談ください。