塗料は主成分である『樹脂』の成分によって、主に５つのグレードに分類されます。
アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、新アクリル樹脂塗料、フッ素樹脂塗料と、
あいうえお順に・・・価格は高くなり、性能（もち）もよくなります。
最適な塗料をご提案いたします。
塗料の基本 － あいうえお順に、グレードアップ！
当社の商品で、もっとも人気がある塗料は、日本ペイントのパーフェクトトップという塗料となります。価格・もちのバランスが良いため、当社でも、こちら塗料をベースとして、様々な塗料での塗り替えをお客様にご提案しているところです。
その他、
「屋根は高反射塗料・断熱塗料といったエコ塗料を利用したいな」
「現状が光沢ない模様壁（ジョリパット等）なので、光沢ないマットな質感の塗料が良いな」
「汚れに強い塗料がよいな」
「石調部分の塗り替えがしたい。あるいは、ベランダを石っぽくしたいな」などなど
ご要望に応じた、ご提案をしております。
断熱塗料・遮熱塗料について
塗るだけで、お日様の光を跳ね返す塗料があります。
日進産業GAINA、NCK販売アドグリーンコート、日本ペイントサーモアイシリーズなど、遮熱塗料も、業界で一般的になる前より利用しはじめてきて、数百棟の施工実績があります。
インターネットでは書きがたい、メリット・デメリットも蓄積しておりますので、ぜひご相談ください。また、遮熱塗料は都内の約半分の区で助成金も出ております。
助成金代行も、弊社は得意としております。ぜひ、ご相談ください。
光沢ないマットな塗料
こういった模様がついているお宅は、アイカ工業のジョリパットという塗材や、エスケー化研のベルアートという塗材により、施工されています。
よくある失敗談として、「これら壁を安く塗り替えてもらったところ、光沢あるテカテカとした塗料で塗り替えられてしまった」という声。
例えば、ジョリパットには、専用の塗り替え材があり、こちらで塗装すると、マットな高級感ある質感に仕上がります。
また、GAINA（日進産業）、ナノコンポジットW（水谷ペイント）といった商品も、光沢ない仕上がりとなります。各々の細かな異なりについても、ぜひご相談ください。
汚れに強い塗料
フッ素樹脂系塗料（ファイン４Fセラミック等）は、汚れに強いです。また、シリコン樹脂系塗料では、パワーオーデフレッシュ・スーパーオーデフレッシュ（ともに日本ペイント）などが、汚れに強い超低汚染塗料です。
また、日本ペイントの製品に関しては、ほとんどの塗料が、『強力防カビタイプ』というタイプへとグレードアップできます。こちらグレードアップは、戸建１物件あたり、数千円程度の価格上昇となります。
また、汚れに強くするためには、洗浄段階での工夫や、塗料以外の方法も検討する必要があります。詳しくは、防汚塗料シリーズ のページも参考にしてください。
石調塗材などの塗り替え
パターンのある壁面、目地（境界線）で囲まれた石調模様の壁面への、刷新。
また、そうした壁面の塗り替え工事も、お任せください。
壁をフラットにした後、目地棒というもので、各模様パーツの境界を作成しています。
その後、ジョリパットのサンドブリックという模様を、コテによりつけました。
ビルのエントランスなどで、ご覧になったことがあるかもしれません。吹付塗装により、石調模様を形成することができます。エレガンストーン（エスケー化研）、セラグラニー（山本窯業）等の塗材を利用します。
また、こういった仕上げがなされた壁面の塗り替えの際には、注意が必要です。この材料は重たいので、同じものを吹き付けると、壁全体が重たくなり、剥がれやすくなるからです。
塗り替えの場合には、セラミエレガンス・サンドフレッシュSi（エスケー化研）など、薄めの塗料で、石っぽい模様がつけられるものでの塗り替えがお勧めです。
ご相談ください。
床面塗料について
床の塗料は、車が走る環境か否か、歩行の有無や、耐薬品性など、求められる環境に応じた塗料の選択が必要です。
パーキング等のしっかりとした施工は、旧塗膜をできる限り除去し、そのうえで厚膜の塗料を塗布することです。写真は、ライナックスによる床面の旧塗料の完全撤去の作業風景です。
パーキングは車のタイヤに負けないように、ユータックE30-N（日本特殊塗料）という厚膜の塗料で施工しました。求める水準・ご予算に応じた、ご提案ができます。ご相談ください。
写真は、ライン引き用の塗料です。ハードライン（アトミクス）という塗料になります。オレンジと白が一般的ですが、空港などで利用される赤色の塗料もご用意可能です。
その他、特殊な塗料ですと、常に水に触れる環境で利用されるプール用の塗料等もあります。どのような環境で利用されたいか、ご要望ください。最適な床用塗料をご提案いたします。
屋根用の塗料について
屋根といっても、一般的なスレート屋根（コロニアル屋根）だけではありません。
トタン、ガルバリウム、アスファルトシングル、セメント瓦（写真の屋根）、コンクリート瓦と、様々な素材の屋根材があります。
それぞれの屋根材・劣化具合に応じた、工事方法、塗料選定が必要になります。写真はセメント瓦屋根にSunかわらXトップ（エーエスペイント）を塗布しているところです。
どのような塗料を塗布すべきか、ご相談ください。
一口に塗料といいましても、数が多く、選択するプロセスは、なかなか大変です。
どの部位に塗るのか、どのような素材に塗るのか、どのくらい劣化したところに塗るのかによって、
選択できる塗料は異なってきます。
また、どのくらいの耐久性・予算を希望されているのか、光沢や色合いはどうされたいのか、
遮熱効果等の機能性はほしいのか、などなどのご希望によっても、選択すべき塗料は異なってきます。
ひとつひとつ真剣に考え、塗料選択のサポートをいたします。
