今回は、RC(鉄筋コンクリート)の建物の、窓まわりシーリング劣化による雨漏り事例です。
図示・赤外線画像等による報告書の作成業務にも取り組めますので、法人のお客様もぜひ当社をご用命ください。
今回は、RC(鉄筋コンクリート)の建物の、窓まわりシーリング劣化による雨漏り事例です。
図示・赤外線画像等による報告書の作成業務にも取り組めますので、法人のお客様もぜひ当社をご用命ください。
コンクリートとコンクリートは、とても密着がわるいです。1階と2階のコンクリートは同時には打たないので、この間部分の密着はわるく、そのためRC建物の階と階の間にはシーリングが施工されています。
このような打継の目地部や、窓回り、吸排気のダクトまわりなど、あらゆるシーリングで押さえられている個所は、シーリング劣化により雨漏りの原因となります。
木造の家と異なり、シーリングの裏側には防水シートはありません。RCはシーリング頼みの構造物といえます。
位置関係を把握します。外壁のでっぱりのさらに下方に、トイレの床面があることなど、実際に建物を測ってみないと分かりません。
建物の突出した部位で、
トイレ天井に、漏水形跡のないことから、
雨水浸入位置は、
左下図の、上下線内の範囲と想定されました。
今回の雨漏りは、窓まわりシーリングの劣化が原因でした。
複雑な場合も多いのですが、今回は施工範囲を絞り込むこともでき、
原因も単純であったために、簡単に解決することができました。